- 初ラウンド前にスコアの数え方を覚えたい
- ペナルティーで何打プラスしたらいいかわからない
- 具体的なスコアの数え方と記録方法を知りたい
さて、いよいよコースデビュー!ゴルフのスコアは基本自分自身で数える必要があります。
事前にスコアの数え方を覚えましょう!
この記事ではゴルフのスコアの数え方について、初心者の方が理解しやすいように詳しく解説します。
ゴルフは基本的に「できるだけ少ない打数でボールをカップに入れる」ことを目指すスポーツです。
スコアの計算方法やその意味、目標設定などについて説明します。
ぜひ最後まで読んでスコアカウントの参考にしてください!
スコア数えるのってなんか難しそう..
なるべくわかりやすいように解説しますね
ゴルフ初心者必見!ラウンドのスコアの数え方
スコアの基本ルール
ゴルフでは各ホールでの「打数」を数え、それを18ホール分合計したものがその日のスコアになります。
ゴルフ場には、一般的に18ホール設定されており、18ホールを1ラウンドとしてスコアを計算します。
プレイヤーは各ホールでボールを打ち、カップにボールを入れるまでの打数を1打ずつカウントしていきます。
18ホールすべての合計打数がその日の「総スコア」になります。
ホールごとの「パー(PAR)」について
各ホールには「パー(PAR)」と呼ばれる基準打数が設定されています。
パーはそのホールを「何打でクリアするべきか」という目安です。
パーは3、4、5のいずれかが設定されており、たとえば「パー3ホール」であれば、3打でボールをカップに入れるのが理想のプレイとなります。
一般的に18ホール全体のパーの合計は72となっております。
パー3ホール:3打でカップに入れるのが理想
パー4ホール:4打でカップに入れるのが理想
パー5ホール:5打でカップに入れるのが理想
このようにホールごとに設定されたパーを参考にしながら、自分の打数をカウントしていきます。
スコアの種類と意味
※一部のスコアの種類には鳥の名前が使われています
ゴルフでは、パーを基準にしてそのホールをどれだけの打数でクリアできたかによって、スコアの評価が変わります。
以下は、一般的なスコアの種類と意味です。
・バーディ(Birdie):パーより1打少なくホールアウトした場合
(例:パー4のホールで3打でカップインした場合)
・イーグル(Eagle):パーより2打少なくホールアウトした場合
(例:パー5のホールで3打でカップインした場合)
・アルバトロス(Albatross):パーより3打少なくホールアウトした場合
(例:パー5のホールで2打でカップイン)
非常に珍しいスコアです。
・ボギー(Bogey):パーより1打多くホールアウトした場合
(例:パー3のホールで4打でカップイン)
・ダブルボギー(Double Bogey):パーより2打多くホールアウトした場合
(例:パー4のホールで6打でカップイン)
・トリプルボギー:パーより3打多くホールアウトした場合
(例:パー5のホールで8打でカップイン)
初心者のうちは、この「ボギー」や「ダブルボギー」を目標にプレイすると良いでしょう。
いきなりパーを目指すのは難しい場合が多いため、少し余裕を持って少しずつスコアアップしていきましょう。
ですよねー!実際は「みんゴル」のようにはいかないか
スコアの参考までに下記をご確認ください。
打数の目安 | 合計スコア |
---|---|
全部パーだった場合 | 72 |
全部ボギーだった場合 | 90 |
全部ダブルボギーだった場合 | 108 |
全部トリプルボギーだった場合 | 126 |
全部ダボ(ダブルボギー)でも108です。
初心者は130〜160くらい叩く方が多いのです。
ちゃんと練習すればそのうちスコアは縮まるので安心してくださいね
一般ゴルファーでは「ダブルボギー」は「ダボ」、「トリプルボギー」は「トリ」と省略される事が多いです。
パー4で8打叩いた場合、通称「ダブルパー」と呼ばれることもあります。
それ以上叩いた場合は名前がないので「◯点です」というしかないです。
(著者は「トリ」より叩いた場合は「名もなきスコア」と呼んでます‥泣)
18ホール全体のスコアの計算と表記方法
ラウンドを終えた時点で、18ホール分のスコアを合計し、それがその日のトータルのスコアとなります。
各ホールでの表記方法はお好みで選んでください。
■トータル打数をスコアに表記する場合
4打打ったら「4」、7打打ったら「7」と数字をそのまま記録します。
前半いくつ、後半いくつとわかり、全部を足してその日の合計スコアがわかります。
初心者はトータル打数をそのまま記録するのが楽です
■パーを基準にしてスコアを表記する場合
例えば、「+10」と記録されていれば、パーよりも10打多くかかったという意味です。
逆に「-3」となっていれば、パーより3打少なくホールを回れたことを示しています。
このように、プラスやマイナスでスコアが示されるため、自分のスコアがどれだけパーに近いかを一目で把握できます。
合計数に「72」を足した数がその日のスコアです。
打罰(ペナルティー)が与えられるケース
ゴルフでは、ルールに違反したりボールを特定の状況に打ち込んだりすると、ペナルティーが与えられます。
ペナルティーは通常、「1打罰」や「2打罰」として加算され、スコアに影響します。
ここでは、よくあるペナルティーの状況を打罰ごとにわかりやすく解説します。
1打罰のケース
1打罰が加算されるペナルティーには、以下のようなものがあります。
ウォーターハザード(ペナルティーエリア)へのボール落下
・ボールが池や川などのペナルティーエリアに入った場合。
・ペナルティーエリアの外にボールをドロップして、1打罰を加えてプレーを再開します。
(例:2打目が池に入った場合、1打罰が加算されて次が3打目)
・赤い杭のペナルティーエリアと黄色の杭のペナルティーエリアがあり、ドロップの場所や方法に若干の違いがありますが、どちらも1打罰が追加されます。
池に入るのは通称「池ぽちゃ」です
アンプレヤブル(プレー不可能なライ)宣言
・ボールが木の根元や茂みなど、プレーが難しい場所に止まってしまい、その場から打つことが困難な場合。
・自分で「アンプレヤブル」を宣言して1打罰を加え、ボールを取り出してプレー可能な位置にドロップして再開します。
・アンプレヤブルの際は、元の位置に戻るか、2クラブレングス以内の範囲でドロップする選択肢があります。
これは打てないと思ったら「アンプレ」しましょう
紛失球とOB(アウト・オブ・バウンズ)
・打ったボールが見つからない、またはコースの外(OB)に出てしまった場合。
・OBの場合、白い杭やフェンスで示されたラインを超えたボールが対象です。
・元の位置から再度打ち直して、1打罰が追加されます。
(例:1打目でOBになった場合、1打罰が加算されて、同じティーインググランドから3打目で打つ)
2打罰のケース
2打罰が加算されるペナルティーは少ないですが、以下のような場合に発生します。
特にバンカーは初心者がうっかりやってしまうので注意してください。
バンカーでの注意事項
・バンカーの砂にクラブが触れたり、手で触ると2打罰となります。
・素振りに気をつけてください。
誤球のプレー
・他のプレイヤーのボールや誤って打った場合。
・自分のボールを見つけて正しくプレーを再開するまでに2打罰が加算されます。
打ち直しの際のルール違反
・規定された方法でドロップしなかったり、ドロップの際に定められたエリアに落とさなかった場合、2打罰が課されることがあります。
ペナルティなしの救済
ゴルフには打罰が課されないケースもあります。
以下のような場合、ペナルティなしでボールを動かすことができます。
人工物による障害
・道路やスプリンクラー、ベンチなどの人工物がスイングの妨げになる場合、無罰で救済を受けられます。
・ボールを近くの安全な場所にドロップしてプレーを再開します。
マンホールやカート道に足がかかる場合もずらしてOKです
異常なコース状況
・大雨でできた水たまりや、グリーン上のカジュアルウォーター、動物の穴なども無罰で救済されます。
・このような場合も、障害物から1クラブレングス以内の範囲にドロップできます。
具体的にスコアを数えて記録する方法
スコアを数える方法
初心者の頃はプレーに必死で何打目かを数えるのが思っているより大変です。
仕組み化して自然と数えられるようにしましょう。
スコアカウンターで数える
初心者にオススメなのはスコアカウンターの利用です。
グローブにつけるタイプが一般的ですが、落としてなくすのが不安な場合は腕時計のように腕に巻くタイプやビーズタイプもあります。
1打ごとに毎回カウントしてプレーし、1ホールごとのスコアを集計します。
打つたびに声に出して記憶していく
よりアナログですが、1打ごとに声に出して覚えていくのもいいです。
「ドライバー1打」「7番アイアン2打」のようにクラブとセットにすると覚えやすいです。
わからなくなった時に近くにいる仲間が聞いていて教えてくれる可能性もあります。
カウンター機能のあるゴルフウォッチを使う
ゴルフを続けるといつか必要になるかと思いますが、残りの距離がわかるゴルフウォッチがあります。
数あるゴルフウォッチの多くがスコアのカウンター機能があるのでそれを利用すると便利です。
こちらも各打点でカウントする必要があります。
スコアを記録する方法
スコアカードに手書きで記録する
受付で受け取ったスコアフォルダー(ロッカーの鍵)にスコアカードがはさめるようになっています。
鉛筆で手書きで記録していきます。
今後の上達のために合計の打数(またはパーとの差)とその横にパット数も書いておくのがオススメです。
ゴルフ場によってはマスター室で自分でスコアカードをもらう必要がありますのでスタート前に確認しましょう。
カートにあるスコアボードに記録する
ほとんどのカートには液晶のナビがあり、各ホールごとに打ち込めるようになっています。
毎ホールごとに全員分入力します。
このスコアボードを使用するとプレー終了後にマスター室にお願いすると印刷したものをもらえます。
また、コンペ等で同じグループで複数台でプレーしている場合は全体の順位も確認でき盛り上がります。
へー!大勢でラウンドする時楽しそうだね!
ゴルフアプリに記録する
スコアを管理するのにゴルフアプリを利用する方が多いです。
後で手書きしたスコアカードから移して管理するのも良いですが、プレー中にアプリに直接入力してしまえばスコアカードへの記入は不要です。
個人的なオススメは「楽天ゴルフスコア管理」です。
スコア入力や管理だけではなく、GPSコースマップ機能やスイング解析など様々な機能があります。
ゴルフの上達に向けてスコアを常に記録して意識する
自分のスコアを伸ばすための目標設定
ゴルフを始めたばかりの頃は、いきなり「パー」を目指すと難易度が高く、プレッシャーも感じやすいため、最初は「ボギー」を目標にすると良いでしょう。
各ホールでパーより1打多く打つだけで良いと考えると、プレイがぐっと楽になります。
パター数も別途カウントすることで、課題がグリーン回りなのかショットなのかもわかりやすくなるのでオススメです。
また、ゴルフには「ハンディキャップ」という仕組みもあります。
今後ゴルフが上手くなりたい場合や競技に出る目標がある場合、より少ない数値を目指すことになります。
スコアを記録して上達を実感する
ラウンドのたびにスコアカードに記録を残し、自分の成績を振り返ることも上達のためには重要です。
どのホールでどの程度の打数がかかったかを記録し、それを元に苦手なホールやショットの改善に努めることで、少しずつスコアが伸びていく実感が得られます。
スマートフォンアプリを使ってスコアを簡単に記録・分析することができるため、そうしたツールを活用して楽しみながらプレイのレベルアップを目指しましょう。
日々の練習も目的を持って行うことが上達の鍵です
まとめ
ゴルフのスコアは一見すると複雑に感じられるかもしれませんが、基本は「打数をカウントする」ことです。
ゴルフの上達には時間がかかりますが、自分に合った目標を設定し、少しずつ改善を目指すことで、プレイが楽しくなります。
スコアの記録や分析も取り入れ、成長を感じながらゴルフを楽しんでくださいね。
練習とラウンドの場数を踏んで上達していきましょう!
お読みいただきありがとうございました!
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