【ゴルフ初心者必見】ゴルフラウンドの基本マナー┃コースデビュー前に覚えよう

この記事にはPRが含まれます

  • もうすぐコースデビュー!最低限のマナーを知りたい

  • 取引先やお偉いさんとのラウンド中に失礼がないよう気をつけたい

  • 初心者だからせめてスマートなゴルフプレーがしたい

「ゴルフって紳士のスポーツだからマナーにうるさいんだよね?」最低限のマナーは守りたいけど、初心者は知らないことばかりです。

この記事では初ラウンド前に覚えておくべき「最低限のゴルフのマナー」についてシーン別に解説します。
最後まで読めばゴルフのマナーの重要性と詳細が学ぶことができます。

事前にマナーを知っていることが大切です。
最初はたどたどしくても、ラウンドを重ねることで自然と身につくので安心してください。

これから初ラウンドを控えている方、まだまだラウンド数の少ない初心者の方は是非最後まで読んでください。

ララ

最初はできなくてもマナーを知っていることが大事!スマートでかっこいいゴルファーを目指しましょう!

目次

ゴルフマナーの目的

ゴルフにはマナーとルールがあり、どちらも非常に重要です。

マナーとは他のプレーヤーへの配慮や円滑なプレー進行のためのエチケット
ルールとはゲームの進行や競技の公平性を保つための公式規則になります。

この記事で紹介するゴルフマナーの主な目的は以下になります。

  • 時間内でプレーが進行すること
  • 他のプレーヤーへの配慮
  • 自身も含むプレーヤー全員の安全性の確保
  • コース環境の保護
  • ゴルフ文化そのものとゴルフ場へのリスペクト

ゴルフはマナーを重視するスポーツです。

シーンごとに具体的にどうすべきか解説いたします。

服装のマナー

ゴルフにはドレスコードがあることをご存知な方も多いのではないでしょうか。
会員制の「名門コース(プライベートコース)」か、会員権不要で誰でも行ける「一般コース(パブリックコース)」かでドレスコードの厳しさは異なります。

パブリックコースは比較的ゆるいですが、少なくとも下記の「NGな服装」にならぬよう注意が必要です。

ドレスコードが不明な場合はゴルフコースの公式ページをも見る、または直接コースに電話をして確認してください。

クラブハウス内の服装マナー

ゴルフはスポーツですがジャージ等スポーツウェアでの来場はマナー違反です。
高級ホテルのラウンジでお茶するイメージやオフィスカジュアルを意識すると間違いがないです。

特にジーンズはうっかり履いていってしまう可能性があるので注意してください。

男性女性
望ましい服装ジャケット
襟付きシャツ(インする)
ベルト
スラックス、チノパン
革靴
ジャケット
襟付きシャツ
短くないスカートかパンツ
シックなワンピース
ヒールの高くないパンプス
NGな服装デニム素材、迷彩柄
ジーンズ
カーゴパンツ(作業服)
ジャージ、スウェットパンツ
サンダル
露出の多い服装
デニム素材、迷彩柄
ジーンズ
カーゴパンツ(作業服)
ジャージ、スウェットパンツ
サンダル


ラウンド中の服装マナー

パブリックコースの場合は一般的に販売されているゴルフウェアならば問題ないです。
ゴルフウェア以外で揃える場合は、スタンダードなポロシャツとチノパンにしておくと無難です。

男性女性
望ましい服装ポロシャツ、モックネック
ゴルフパンツ、チノパン
ゴルフシューズ
キャップ、サンバイザー
ポロシャツ、モックネック
短すぎないスカート
ゴルフワンピース
ゴルフシューズ
キャップ、サンバイザー
NGな服装Tシャツ等襟なしのシャツ
ジーンズ
カーゴパンツ(作業服)
ジャージ
スウェットパンツ
露出の多い服装
Tシャツ等襟なしのシャツ
ジーンズ
ジャージ
スウェットパンツ
ゴルフ初心者

朝ゴルフウェアを着て行ってもいいのかな?

ララ

一般コースならば到着時ゴルフウェアでも問題ないところが多いです
ドレスコードが厳しいところは着替えましょう

より詳しい服装マナーについては下記をご確認ください。

✅️ゴルフのドレスコード┃事前に知っておきたい服装マナー【ゴルフ初心者


ゴルフプレー中のマナー

プレー中の基本マナー

プレー中のマナーはスムーズな進行と、何よりプレーヤーの安全面にもかかわるのでしっかり覚えてください。

時間厳守を徹底しよう

ゴルフは時間厳守が必須のスポーツです。

4人揃わないとそもそもプレーができないので到着に遅れないよう1時間前に到着できるよう予定を組んでください。

スタート時刻の組と組の間の時間は「8分」間隔のゴルフ場が多いです。(ゴルフ場によります)

1組でもスタートが遅れた場合、その後の多数の組のスタートがずるずる遅れることになります。
自分の組のスタート時刻に遅れないよう必ずスタート10分前にはカートに戻りましょう

同行者や他の組のプレイヤーが打つ時は静かに

前の組のプレイヤーや、自分の組の同行者がティーショットを打つ時に声や物音をたてないように注意しましょう。

スタート前はテンションがあがっているので思わずワイワイ騒いでしまいます。
しかし、誰かがティーショットする時はおしゃべりをやめ、静かにしましょう。

マナー違反になるので、もし気が付かずおしゃべりを続けていたら静かにするようお互いに注意しあいましょう。

プロの試合で「お静かに!」「Quiet Please」といったボードをスタッフが持っているのを見たことないでしょうか。

アマチュアの私達も当然ショット時は緊張します。集中して打つので雑音は邪魔でしかないので気をつけましょう。


前の組に打ち込まないよう距離を保つ

人に怪我をさせてしまう可能性があるので必ず前の組との距離を保ちます。

ゴルフボールが直接当たったら大怪我したり場合によっては死亡事故につながる可能性すらあります。

必ず前の組との距離を確認し、自分の最大の飛距離+50ヤードは保ちましょう。

例:ドライバーで230ヤード飛ぶ場合、前カートが280ヤード以上離れてから打つ

ドライバーだけではなく、セカンドショットやアプローチも同様です。

グリーンにまだ前の組がいたらじっとホールアウトを待ち、必ずカートが進んでから打ちましょう。

事故が起きてから「うっかり当たりすぎてしまった」では済まされません。


ボールが飛んでくる可能性がある場所に立たない

安全面の注意事項となりますが、同行者のショットにも注意が必要です。

ドライバーショットの際にプレイヤーの正面側に立つと右に飛び出て直接当たる事故が起こる可能性があります。
危険ですので絶対に正面側には立たないように気をつけてください。

プレイヤーの背面やや後方にいるのが安全です。

また、プレイヤーの真後ろに立つのはマナー違反となるので注意してください。


セカンドショット以降はカップから遠い順に打っていきますが、自分のボールを探しに先に前に進む人がいます。

同行者が打つ場所より前方にいるのは危険です。
また、同行者は人がいるのが気になりプレーにも影響が出ます。

自分の順番が来てから前に進むようにしましょう。

進行上どうしても先に行ってボールを探す必要がある状況もあるかもしれません。

その場合、同行者がショットする前に木の陰まで行って完全に隠れるか、同行者が打つ場所の手前の位置まで戻るようにしてください。

ララ

お互いに声をかけあって安全にプレーしましょう


「プレーファスト」を心がけ、素早く動く

ゴルフで一番重要なマナーはプレーファスト(速やかなプレー)です。

はじめてのゴルフでもまだまだ初心者でもこれだけは守る必要があります。

急いで打つ必要はないですが、進行が遅れないための工夫が必要です。

1.素振りは短く!最後にドライバーを打った人は手に持ったままカートに乗り込む

何度も素振りしたくなりますが、多くても2回程度にして速やかに打ちましょう。

最後に打った人はクラブを持ったままカートに乗り込みましょう。
移動した先でキャディバッグにクラブをしまいます。

2.常にクラブは2〜3本持って歩こう

クラブがなくてその都度戻ると時間のロスになり、進行が遅れる原因になります。
セカンドショット以降、使う可能性のあるクラブを3本程度持ってカートを離れるクセをつけてください。

グリーン手前ではアプローチに必要なクラブとパターに持ちかえます。
バンカーに入る可能性があるのでめんどくさがらずサンドウェッジ(S)などバンカーようのクラブも忘れずに持ちましょう。

アプローチ回りのクラブはまとめてスタンド式のクラブケースでまとめて運ぶ人多いです。


3.ボールは予備を持っておく

特に初心者はコントロールができないため、ボールをなくします。
ボールケースかポケットにいれ、予備は2個は持ちましょう。(プレー中のボール含め合計3個)

4.全員がカップインしたら小走りでカートに戻り、すぐに出発する

全員がカップインしたら余韻に浸ることなく、速やかにカートに戻りましょう

後ろの組がグリーンが空くのを待っているので、素早くグリーンから出て小走りで戻るくらいでちょうど良いです。
後ろの組のマナーがないとすぐに打ってくる可能性があるので気にしながら戻りましょう。

クラブは持ったままカートに乗り込み、次のホールに移動してからスコアの申告をすると進行がスムーズになります。

ボールが隣のコースに飛んだ時は「ファー!」と叫ぶ

ドライバーやセカンドショットで思いがけない方向に飛び、隣のコースに行った可能性がある場合は、必ず「ファー!」と叫びましょう

できればなるべく声が届くよう、気がついた仲間全員で叫んでください。

逆に他のコースから「ファー!」と聞こえたら頭を手で覆い身をかがめましょう。
危ないので声の方向に顔を向けないよう気を付けてください。

正しくは「fore(フォア)」なのですが、日本では「ファー」の発音で定着しています。

危ないので恥ずかしがらず大きな声で叫んでください。


(可能であれば)芝を削ってしまったら目土する

素振りやショットで芝を削ってしまった場合は目土(めつち)をしてください。

目土とは、削れた芝の上に土や砂をかぶせることで削れた箇所の芝が枯れるのを防ぐために行います。

カートには目土用の砂が積まれています。
芝が削れてしまった際には、その箇所に砂をスコップで乗せて足で踏んで平らにしてください。

芝の保護だけではなく、後から打つプレイヤーの球がその溝(ディボットといいます)に入り込むのを防ぎます。

ララ

初心者のうちは余裕がなく難しいですが、慣れたら目土するのもマナーの1つと覚えておきましょう


グリーン上でのマナー

グリーン上にクラブを置かない

ボールがグリーンに乗ったらパター以外のクラブをグリーンの外にまとめて置きます。
グリーンの保護のためにグリーンの上には乗せないようにしてください。

この時にカート側の方向に置くとホールアウト後、クラブを拾うのが楽です。

仲間のパットラインを踏まない

パットラインがへこむ可能性があるので、他人のパットラインは踏まないよう慎重にプレーしましょう。
ラインを踏んだ場合、失礼なマナー違反になります。

遠回りしてパットラインを通らないのが一番ですが、どうしても通る場合は、大股でまたぐなどしてラインを踏むのを避けます。


同行者のパッティング時、後ろに立たない、影に気をつける

同行者がパッティングをする際に、参考までにラインが見たくなりますが、真後ろに立つのはマナー違反です。

また、視界に入らぬよう一定の距離を保ち、影が邪魔をしていている場合は速やかに移動しましょう。

グリーン上で足を引きづらない、走らない、ジャンプしない

グリーンの芝は傷つきやすく繊細です。
足を引きずるように歩いたり、走らないよう気をつけましょう。

カップインして嬉しくても、飛んだり跳ねたりするのは絶対にやめましょう。

ララ

ナイスパットの後は嬉しくて騒ぎたくなりますが、ジャンプは禁止です

グリーンフォークでくぼみを直す

ボールは落ちた時にグリーン上にくぼみができてしまう場合があります。
これを「ボールマーク」といいます。

できてしまったボールマークはグリーンフォークですぐに修復してください。
へこんだまま放置することで芝が枯れてしまうのですぐに直すことが大切です。

初心者のうちは余裕がなくて難しいと思いますが、マナーとしてポケットにグリーンフォークを入れておきましょう。

バンカーでのマナー

傾斜の低いところから入る

バンカーに入る時はなるべく傾斜の低いところから入りましょう。バンカーの砂を崩すのを防ぎます。

この時にレーキを持って入り、邪魔にならないところに置いていくと、バンカーショット後スムーズに砂をならせます。

ショット後はレーキで直す

バンカーショット後は、砂をならしきれいにします。
後からプレーする人のボールが足跡にハマってしまう可能性があるのでしっかりならしましょう。

バンカーから出る際は自分の足跡を消しながら移動します。
レーキはなるべくプレーの邪魔にならない場所に戻しましょう。

他のプレーヤーのための大切なマナーです。


その他マナー

挨拶のマナー

ゴルフ場ではしっかり挨拶するのがマナーのひとつです。

「子どもじゃないんだからそんなの当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、意外とできていない大人が多いです。
(みなさんの会社でもごく普通の挨拶ができない人いませんか?)

挨拶する場所やタイミングは以下になります。

・クラブハウス到着時、受付、マスター室でスタッフにあった時

・ロッカールーム内で他のプレイヤーとすれ違った時


・前半後半のプレー開始時


・最終ホール終了後

それぞれシチュエーションごとに解説します。

ゴルフ場スタッフに挨拶しよう

朝ゴルフ場に到着したら入口前で待っているゴルフ場スタッフに挨拶しましょう。
受付、マスター室でもみなさん気持ちよく挨拶してくれるのでしっかり返しましょう。


ロッカーでは他のプレーヤーにも挨拶しよう

ロッカールームで近くになった方やすれ違った方にこちらから挨拶しましょう。

著者は初心者の時から、にこやかに挨拶してくれる見知らぬ先輩たちを沢山みてきてきました。
「さすがゴルファー!素敵な習慣だな」と感動したものです。

ララ

登山ですれ違った時に挨拶するのと同じ感覚です


【超重要】前半・後半のプレー開始時には同行者に挨拶しよう

1ホール目で初球を打つその前に、一緒にプレーする同行者に「今日はよろしくお願いします」と挨拶をします。

もし目上の方と周る場合はキャップを脱いで挨拶をするとより丁寧です。

お昼後の後半についても同様です。「後半もよろしくお願いします。」と挨拶をします。

超重要なマナーなので必ず覚えてください。

ゴルフ初心者

挨拶はマナーの基本だね!

18ホール目で全員カップインしたら「今日はありがとうございました」と1日の感謝を伝えましょう。

仲間内でラウンドする際は挨拶など気にせず、すぐにプレーしてしまうかもしれません。
挨拶のクセがないと、後日コンペなどで知らない人とプレーする際に、挨拶できず恥ずかしい思いをします。

初ラウンドから身につけておきたいマナーです。


お昼休憩に入る時のマナー

クラブハウスに入る時はエアガンでシューズをきれいにする

お昼休憩に入る際は、ゴルフシューズの底をエアガンできれいにしてからクラブハウスに入ります。

初心者は慣れていないため、そのまま入ってしまいそうになるので注意が必要です。

必ず入口付近にエアガンがあります。
そこでシューズの裏についた芝や泥を吹き飛ばし、濡れタオルで汚れを落としましょう。

クラブハウスを芝や泥で汚さないためのマナーになります。

ラウンド終了後も忘れずきれいにしましょう。

レストランに入る時はキャップを脱ぐ

レストランに入る際は、キャップやサンバイザーは脱ぎましょう。
入口付近にあるハンガーにかけるか、ご自身のカートバッグに入れます。

冬はアウターも脱ぐのがマナーです。

ララ

身軽になっておいしく料理とビールをいただきましょう♪


お風呂やトイレのマナー

トイレでは洗面台をさっと拭こう

ゴルフ場の洗面台にはお手拭き用のタオル、もしくはペーパータオルが置かれています。

洗面台利用後に手を拭き、ついでに洗面台まわりをさっと拭くと後の方が気持ちよく使えます。

このタオルをボール拭きなどに使うためコースに持ち込むのは禁止行為です。
絶対に持っていかないでください。

湯船に入る前に身体を洗おう

(言うまでもないですが)かけ湯ではなく、必ず身体を洗ってから湯船に入ります。

1日プレーして汗をかいているのでまずは備え付けのボディーソープでさっぱり洗い、その後湯船でリラックスしましょう。

お風呂上がりは身体をしっかり拭いてから脱衣所にでて、すみやかに身支度しましょう。

ララ

女性は髪を乾かしたりメイクで時間がかかるかもしれません。
事前に仲間とは待ち合わせ時間を決めておきましょう。

ゴルフ場のお風呂にはシャンプーとリンス、ボディソープがあります。
バスタオルとフェイスタオルもあるので自分で用意する必要はありません。

こだわりがある方は自分で持っていきましょう。

まとめ

クラブハウスでのマナーとプレー中のマナーについて解説させていただきました!

あれもこれも大変と思うかもしれませんがプレーを重ねるうちに慣れます。
他の人やゴルフ場に思いやりを持って1日楽しくプレーしましょうね。

お読みいただきありがとうございました!

本ブログではゴルフ初心者向けの情報や「車がなくても」東京から行けるゴルフ場の情報を発信しております。

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この記事を書いた人

東京在住ゴルフ大好き会社員のララです!

初心者の頃、電車でも行けるゴルフ場情報を探しても【生きた情報】がありませんでした。

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